ペン・オブ・ザ・イヤー 2003

スネークウッド

何世代にも受け継がれる高いクオリティ

1761年に事業を開始し、19世紀半ばから世界においても重要な木軸鉛筆・色鉛筆メーカーとして台頭してきました。4代目当主ローター・ファーバーは、世界で初めて鉛筆全製品に"A.W.Faber"と刻印し、世界初のブランド鉛筆を誕生させました。

240年以上の歴史を持つファーバーカステルは、世界で最も古い筆記具メーカーというだけでなくその名をよく知られた存在です。ファーバーカステル社は代々伯爵家によって経営され、現在8代目に至ります。

彼の孫娘で、6代目の後継者として指名されていたオッテリー・フォン・ファーバーは、ドイツで最も伝統がある貴族の一つの子孫であったアレグザンダー・ズ・カステル・リューデンハウゼン伯爵と結婚しました。 この時、ファーバーカステルという会社名が誕生したのです。

ペン・オブ・ザ・イヤー2003

ペン・オブ・ザ・イヤーシリーズの発表にあたり、ピストン吸入式の万年筆が選ばれました。また、初めてのエディションはスネークウッド素材にフルート(リブパターン)を施しています。

赤みがかったブラウンのスネークウッドは、その名の通り蛇のウロコのような美しい模様があります。その美しさはどのような方をも魅了する魅惑的な美しさがあります。 
スネークウッドは非常に堅く重厚な、最高級木材としてバイオリンの弓や芸術作品に使われることもあります。

比類なきクオリティ

温かみのあるウッドと端正なメタルのコンビネーションが目を引くコントラストを醸し出し、何ともいえないハーモニーを奏でます。
 
2003年をスタートとしたペン・オブ・ザ・イヤーシリーズは、ファーバーカステル伯爵コレクションの万年筆のスペシャルエディションという位置づけです。各商品は1年間の限定生産となります。 
 
マーケットにおいてプレミアムなポジションを築いたのは、その独特のエレガンスと比類なきクラフトマンシップによるものです。特に、ペンに刻まれたリブパターンは伯爵コレクションを代表するモチーフです。

ペンに思いを込めて

18金バイカラーニブは手作業で調整されています。プラチナコーティングのエンドキャップはピストン構造のツイストノブを保護し、インクの漏れを防ぎます。

1,500本世界限定生産